2024年9月5日
あの桂正和『ウィングマン』がドラマ化。キャストは?アニメは?

© 桂正和 / 集英社「ウィングマン制作委員会」
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漫画家・桂正和の連載デビュー作、1983年~1985年まで週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、大人気だった『ウイングマン』が実写ドラマ化されます!
これまで様々なジャンルで魅了してきた作品「ウイングマン」は80年代の特撮ヒーローの影響を大きく受けた作風が男女問わず人気を集めました。今回同作の生誕40周年を記念し、初実写化が決定したそうです。
目次
夢戦士『ウイングマン』あらすじ
『ウイングマン』は、桂正和による1983年から1985年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されたSFアクション漫画です。物語の主人公は、正義の味方に憧れる高校生・広野健太。彼はある日、異次元の世界「ポドリムス」から逃げてきた美少女・夢あおいと出会い、彼女の持つ「ドリムノート」という魔法のノートを手に入れます。このノートに書いたものが現実になる力を持っており、健太は自らが考案したヒーロー「ウイングマン」に変身できるようになります。
ポドリムスは悪の独裁者「リメルダ」の支配下にあり、あおいはその支配から逃れ、平和な世界を取り戻すために地球にやって来ました。健太は『ウイングマン』としてあおいと共に戦い、リメルダの手下たちと激しい戦闘を繰り広げます。
物語はアクションとギャグ、そして少しのロマンスが組み合わさった内容で、ヒーローものの王道と共に、桂正和らしい繊細なキャラクターデザインやテンポの良い展開が特徴です。また、主人公が正義の味方になる夢を追い求めながらも、現実と向き合い、成長していく姿が描かれています。友情、冒険、葛藤が詰まった青春ストーリーでもあり、桂正和のキャリアを代表する作品の一つとしてウイングマンは評価されています。
桂正和プロフィール
PROFILE
本名 | 桂 正和(かつら まさかず) |
---|---|
誕生日 | 1962年12月10日(62歳) |
星座 | 射手座 |
血液型 | A型 |
出身地 | 福井県 |
活動期間 | 1981年〜 |
ジャンル | 少年漫画、青年漫画、SF漫画、ラブコメディ |
受賞 | 第19回手塚賞佳作(「ツバサ」) 第21回手塚賞準入選(「転校生はヘンソウセイ!?」) |
SNS | X(旧Twitter):@MasakazuKatsura |
ウイングマン以外の主な作品
電影少女
高校生の弄内洋太は失恋し、偶然入ったレンタルビデオ店で「修正ビデオガール」天野アイのビデオを借りる。再生すると、テレビからアイが飛び出し、洋太を元気づけるために現実世界に現れる。壊れたビデオデッキの影響でアイは人間味のある性格に変わり、二人の間に特別な絆が生まれる。しかし、アイが現実世界に存在し続けることには制限があり、物語は二人の別れに向かう。
I”s(アイズ)
内気な高校生、瀬戸一貴は、同級生の美少女・葦月伊織に密かに恋心を抱いている。運命的な出来事を通じて彼女との距離を縮めていくが、一方で旧友の里中いつきや、様々な人物が絡んでくる。一貴の感情は揺れ動きながらも、成長していく青春ラブストーリー。登場人物たちの恋愛模様が交差し、一貴が自分の気持ちを素直に表現するまでの葛藤が描かれる。
TIGER & BUNNY
近未来の都市シュテルンビルトでは、スーパーパワーを持つ「NEXT」たちがヒーローとして活動している。彼らはテレビ番組「ヒーローTV」で競い合い、スポンサーがつく職業としてのヒーロー。中年ヒーロー「ワイルドタイガー」こと鏑木・T・虎徹は、若手ヒーロー「バーナビー・ブルックスJr.」とコンビを組むことになる。二人は価値観の違いから衝突しつつも、次第に信頼を築き、事件を解決していく。
ZETMAN
科学者が生み出した「プレイヤー」と呼ばれる怪物と、人類の戦いを描くダークヒーロー物語。主人公のジンは、祖父に育てられながら貧しい生活を送るが、彼には超人的な力があった。ジンは自らの力と正義の意味に葛藤しながらも、プレイヤーたちと戦い続ける。一方で、もう一人の主人公である天城高雅は、正義感に燃える青年であり、二人の運命が交錯していく。
放映情報
ウイングマン生誕40周年を記念し、実写ドラマ化されることになり、テレビやオンデマンドで配信されます。本作のプロデューサーは前田知樹さん(プロデューサー / テレビ東京 配信ビジネス局)です。
前田プロデューサーからのコメント
深く深く愛され続けている伝説のヒーロー漫画をついに実写化します! テレビ東京が桂正和先生の作品を実写化させていただくのは「電影少女」に続いて2作目。
今作は特撮の歴史を作ってきた東映ビデオさん・今一番勢いのある配信プラットフォームであるDMM TVさんとタッグを組み、魅力溢れるキャスト陣・深い原作愛を持つスタッフ陣が一丸となって制作に臨んでおります。
個性豊かなキャラクター、眩しく輝く恋と青春、心躍らす展開の数々、そんな原作の持つ魅力を、2024年の世界でどう表現していくべきか、真摯に向き合いました。嘲笑的な態度が持て囃される今の時代でこそ輝く、実直で“青い”魅力に溢れたヒーロー作品になったと思います。引用元:公式発表より
素晴らしい脚本家陣が作り上げた人間ドラマ、迫力満点のアクションシーンも大きな大きな見どころです! 是非、ご期待ください!
放映メディア
実写ドラマ「ウイングマン」2024年10月22日よりテレビ東京にて放送スタート
放送局 | テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ九州 | 2024年10月22日(火)スタート 毎週火曜 24:30~25:00 |
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DMM TV | DMM TV :https://tv.dmm.com/vod/ 独占見放題・同時配信 | 2024年10月16日(水)より 初回のみ1週間先行配信 |
オンデマンド | テレ東、TVerで見逃し配信 テレ東HP:https://video.tv-tokyo.co.jp/ TVer:https://tver.jp/ |
キャスト
ドラマ・ウイングマンのキャストは『広野健太 役:藤岡真威人』『アオイ 役:加藤小夏』そして監督は『監督・アクション監督 坂本浩一』で決定しました!
主人公・広野役の藤岡真威人さんはモデルやバラエティーで活躍。本作が地上波連続ドラマ単独初主演だそうです。
ヒロイン・アオイ役の加藤小夏さんは「I"s」(桂正和作品)でもヒロインを演じて、その後も活躍しています。
やはり、同作の監督は特撮アクションの第一人者でした。「仮面ライダーフォーゼ」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」、「ウルトラマンギンガS」といった作品を手がけています。
ウイングマンのアクションシーンが漫画がそのままを実写として見られるか期待しちゃいます!
スタッフ
- 原作 : 桂正和『ウイングマン』〈集英社文庫(コミック版)〉
- 脚本 : 山田能龍、西垣匡基、中園勇也
- 監督:坂本浩一
- エグゼクティブプロデューサー : 伊藤和宏(DMM TV)
- プロデューサー : 倉地雄大(テレビ東京)、前田知樹(テレビ東京)、山田真行(東映ビデオ)
- 制作 : テレビ東京、東映ビデオ
- 制作協力 : DMM TV
- 製作著作 : ドラマ「ウイングマン」製作委員会
アニメ化はされているの?
ウイングマンのアニメ化は全47話で1984年2月7日からテレビ朝日系列で放映されていました。DVDとBlu-ray(ブルーレイ)で発売されているのと各社サブスクでも視聴ができますよ。ドラマ放送前に漫画とアニメで予習して違いを楽しむのもいいですよね。
まとめ
桂正和先生は「42年前からの夢。ウイングマン実写化。感無量です」とコメントしていて仕上がりが楽しみです。同作の描き下ろしイラストも良い感じに仕上がっていて楽しみです。
先程公開された15秒のティザーPVではまだ作り込みや品質ははっきりとはわかりませんが仮面ライダーなどで培った日本の特撮技術が本作の質を高めてくれるはずなので期待しています!
チェイング!